琉球民謡音楽協会 創立10周年記念式典・祝賀会
     日 時 : 平成24年5月19日(土) 午後 5 時~
     場 所 : 那覇市自治会館 2階大ホール

 
〈 記 念 式 典 〉
■表 彰 状
山 里 勇 吉 琉球民謡音楽協会顧問、八重山音楽安室流室山会名誉会長.1957年全島とぅばらーま大会優勝、1980年日本民謡大会西日本優勝.厚生大臣賞はじめ多く受賞.また国内外に八重山民謡の普及に努め芸能チャリティー公演や各種施設の慰問公演など社会福祉活動に尽力する。
崎 間 麗 進沖縄芸能史研究会相談役.長年、沖縄の芸能史を研究して、沖縄の伝統芸能である組踊・舞踊・古典音楽・民謡・演劇等々多岐に亘って解説.RBCiラジオ『ふるさとの古典』でも上原直彦氏と軽妙な語りで解説され、琉球民謡の発展に貢献.
■感 謝 状
金 城 健 蔵琉球民謡音楽協会の初代会長(平成19年から名誉会長)に2期5年を経て、現在当協会顧問に就任.また「競演の島唄大会」第2回~第4回の選考委員を務める.
上江洲 由 孝琉球民謡音楽協会の二代目会長.昭和60年登川流「由絃會」を結成.舞踊・芝居の地謡(筝・笛・胡弓を導入)として活躍.平成5年にゆいゆいシスターズを結成プロデュース. 
奥 田 末 吉
沖縄名瀬会会長.沖縄奄美連合会幹事長.奄美民謡の演奏はもとより企画・司会、沖縄での奄美民謡の芸能文化の普及、また観光交流に努める.
田 場 誠 信沖縄民謡界で「島の女」・「泣かんきよー」など大ヒットさせ、歌・三線の指導にも力をそそぐ.泉川寛の流れを汲む登川盛仁風三板唯一の後継者で当協会の三板研修会の講師を務める.
照 屋 貞 子琉球民謡音楽協会の筝曲部長を6年間務める. また沖縄芝居で地謡を上江洲由孝・仲宗根盛次と共に民謡発表会の筝曲伴奏を務める.
高良美 江 子当協会のコンクール・芸能祭のからじ結いや、「からじ結い ・着付け勉強会」の講師を務める.
川 井 民 枝平成19年に勤王流八重山舞踊保存会「 無蜻之会」を結成.国内外の公演をはじめ、自主公演「踊り清冽」「灯々無尽」を毎年開催.当協会の芸能祭等への参加協力する.
亀 浜 律 子宮古舞踊の活動と琉球古典舞踊「穂花会」「宮古舞踊踊んまてたの会」を結成.当協会の芸能祭等への参加協力する. 
■受賞者あいさつ
崎 間 麗 進 沖縄芸能史研究会相談役.
司会:前 田 芳 一

〈 祝 賀 会 〉

■来賓あいさつ
奥 田 末 吉沖縄名瀬会会長.沖縄奄美連合会幹事長.
司会:金 城 美智代

 
 『十周年を機に』  琉球民謡音楽協会 副会長 崎 山 清 昌

 例年より早い梅雨入りとなりましたが、皆様には益々ご健勝のこととお喜び申し上げますお喜び申し上げます。
本日はご臨席を賜りましたご来賓の先生方や、諸先輩・会員の皆様には、御多忙中のところ、琉球民謡音楽協会の十周年記念式典並びに、祝賀会に参席下さいまして、誠に有難うございます。
 ご案内のように我が「琉球民謡音楽協会」は、平成十四年五月十九日、まさしく十年前の今日のこの日に、西原町中央公民館で設立総会を開き、名実共に一組織として産声を上げました。初代会長・金城健蔵、二代目・上江洲由孝、三代目・大工哲弘の各会長を中心に、体制を固めて参りました。
 活動として、平成十八年十二月十六日に、宮古島市誕生一周年記念チャリティー公演と歌碑巡りを開催、地域との触れ合いを大切にし、第二回目を平成二十一年十二月九日久米島町町制七周年記念チャリティー公演と歌碑巡りを実施して参りました。
当音楽協会には、県外の会員も多く、現在三〇〇余名の皆様が在籍しております。そうした観点から今年六月十六日「島唄の祭典」in大阪公演を企画し、県外会員との緊密な連携や、更なる協会の発展・団結・融和、そして地域との文化交流を行っていく所存であります。
 十周年を迎えるに当たり、当音楽協会では大幅な組織改革や、会則の見直し等を行って参りました。また、全会員を対象に、からじ結い教室や着付け教室、三板・太鼓研修会、合同勉強会(三線、琴、笛、太鼓、胡弓)や、舞踊研究所とのタイアップにより地謡の養成、識者を招いての講演会等、沖縄芸能に関する勉強会を、多義に亘り定期的に行って参ります。
 民謡団体が乱立する中で、当音楽協会は「十周年を機に」会長、執行部・理事を中心に、歴代会長・顧問相談役の先生方を初め、会員が一丸となり更なる発展を期して頑張って参ります。今後とも「琉球民謡音楽協会」に、一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 平成二十四年五月十九日